INOUE EGG FARM

朝日と共に産まれてくる無垢な卵。口の中で広がる風味は、卵本来の美味しさ。人工的ではない、優しい味わいです。愛情をもって育てたニワトリは、優しい卵を与えてくれます。これから先も、Natural （ありのままの姿）を見失わないようにRich （心の豊かさ）を忘れない為にNatural Hand Made を守り続けていきます。自然に嘘をつかない美味しさ、それが「Natural & Rich さがみっこ」です。

INOUE EGG FARMの平飼い卵
Natural & Rich さがみっこ

INOUE EGG FARMのこだわり

01

有精卵の生産

ニワトリの生態を熟知した独自の養鶏理念のもと雄雌混飼の平飼い（鶏舎内での放し飼い）による養鶏で、有精卵の生産販売を行っています。毎日自らニワトリを見て、触れること。機械化による大量生産は行わず、手作業による平飼い養鶏を代々続けています。
02

雛の頃から徹底した管理

成長や体格に差があると、その差は卵にも反映されてしまいます。そのため、ニワトリ全てを健康かつ均一に育て上げることが最も難しく重要なポイントです。ニワトリにも好き嫌いがあり、偏った食事が続くことで卵の品質のバラつきがでないよう、雛の頃から食事の教育・管理を徹底的に行います。熟練のスタッフが飼料と水を独自の分量・時間・間隔で細かく管理を行い、好き嫌いのない食習慣を身に付けさせていきます。
03

オリジナルの飼料を使用

卵が本来持っている栄養成分は完全栄養食品と言われるほどです。その栄養バランスを崩すことなくニワトリの健康を促進し、卵の風味部分までもしっかりと考えたオリジナル飼料の研究に時間をかけました。ワンランク上の「味・香り・品質」を実現するた為に抗生物質を一切使用せず、ベースとなる飼料と数種類の厳選素材にこだわり続けています。

・トウモロコシと国産飼料米
ベース飼料は穀類が60%を占めています。中でも主となるトウモロコシは非遺伝子組換え（NON-GMO）を使用し、酸化防止剤や防腐剤などは使用せず、従来のトウモロコシ主流の飼料ではなく千葉県産などの国産飼料米を配合。

・乳酸アミノ
糖蜜やアミノ酸等に乳酸菌と酵母菌を加え発酵させ濃縮乾燥させたものです。発酵によってアミノ酸、消化酵素、ビタミン、植物性ミネラルを増殖させます。それにより腸内の有用菌を増やし悪玉菌から善玉菌優位の腸内環境を作ることができます。体全体の免疫力を高め、人間同様ニワトリも体内から元気になります。

・胡麻
カルシウム、鉄分をはじめ、リン、マグネシウム、亜鉛などのミネラルも多く含まれ骨を頑強にし貧血の予防にもなる、黒胡麻と白胡麻をブレンド。胡麻のタンパク質には必須アミノ酸（動物が体内で作りだせないアミノ酸）がバランス良く含まれており、しなやかな血管を保つよう働きかけます。ビタミンB1、B2には疲労回復や抗ストレス作用があり、ニワトリの肉体的ケアと精神的ケアを促進。これらは、卵黄のコクや香りの部分にも大きく関わっています。

その他にも牡蠣殻、蟹殻、よもぎ、甘草など、数十種類の素材を厳選し、ニワトリの心と体のケアから卵の栄養バランス、風味までをしっかりと考えた安心で安全な、INOUE EGG FARM のオリジナル飼料を使用しています。

“ Natural & Rich さがみっこ ”

「受け継がれる伝統・貫かれる信念・卓越された職人の業」創業１９２８年の歴史の中から生まれた井上養鶏場オリジナルのブランド有精卵です。自然体の心地よさに、気品あるちょっと贅沢な風味。全てにこだわりぬいたその卵は、他を圧倒します。

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INOUE EGG FARMについて

初代井上鹿之助と二代目井上茂が1928年に養蚕を終業し、養鶏業を起ち上げました。 1960年には後の三代目井上哲夫がほぼ独習によるニワトリの人工授精に成功し孵化事業への一歩を踏み出し、孵化事業及び近郊農業への取り組みで注目を浴び、NHK番組にも出演。採卵養鶏に切り替える1987年までの約27年間の孵化事業で培った育雛方法などから、効率ばかりを求めた強制飼育や添加物による栄養強化を行わず、自然の摂理や動物の在り方を大切に考るといった当社独自の養鶏理念をベースに発展を遂げながら現在に引き継がれています。

INOUE EGG FARMの
特徴

Boris Brown（ボリス・ブラウン）の飼育

アメリカのハイライン社という所で育種開発されたニワトリで、病気やストレスに強く、たくさんの卵を産むことができるように改良されて生まれたニワトリを飼育。
確かな生産規模

採卵鶏（レイヤー）の養鶏場と鶏卵（有精卵）の生産販売を行っています。飼育羽数は24000羽（雛も含む）で、1日の卵生産数は約12000個になります。
自然豊かな地域環境

神奈川県の西部、相模原市緑区大島の水と緑に囲まれた自然豊かな地域で養鶏を営んでいます。城山湖、津久井湖、相模湖などの湖が豊富な水を湛え、城山や小倉山の麓を相模川が悠々と流れています。相模川水系の道志川や中津川などの清流もとても美しく、なかでも道志川の清浄な水質は県下一とされています。
妥協のない管理チェック

ニワトリがストレスなく快適に暮らせる為の飼育環境全般の細かい管理から、産まれてきた卵一つ一つに行う品質チェック。生産者が毎日行う妥協のない管理やチェックが食の安全を守ることに繋がっていると考えています。「管理＋チェック＝食の安全」を念頭に掲げ、安心で安全な商品を提供する為、洗卵 / UV殺菌機を導入しています。

4代目代表井上茂樹

代々伝わる伝統を守り続けて現在で４代目となります。昨今、養鶏業界も機械化の時代に突入し、急速なオートメーション化が進んでいます。その影響によりニワトリを囲む環境も日に日に自然界から離れつつあります。卵が物価の優等生と言われ、価格が安定している理由の一つにはこういった時代背景や機械化による大量生産が大きく関係しています。しかし当社はそのような機械化を一切行わず、代々伝わる手作業による養鶏を続けています。ニワトリの健康を第一に考え、ニワトリが本来の姿でいられるような自然環境の下で、雄雌共に大事に育て上げています。自然の摂理に相反することなく、ごく当たり前のことを追及した卵こそ最良の卵だと確信しています。今後も伝統と信念を貫き、最良の有精卵をお届け出来るよう務めて参ります。